国民年金基金には加入条件がありますし、またその加入資格に該当しなくなれば資格喪失となり、その期間は掛金を納付していくことができなくなります。

その資格喪失期間が長いと将来の年金額も増えていかないわけですが、この資格喪失に該当することが将来的に出てくるかもしれないということで国民年金基金への加入を迷っているという人も多いのではないでしょうか?

今回は国民年金基金に短期間しか加入できないかもという人向けの情報をまとめておきたいと思います。

 

国民年金基金の資格喪失要件とは?

 

国民年金基金というのは加入要件を満たさないときが資格喪失要件になるというようにもいえます。

 

  • 就職して会社で厚生年金加入者になった
  • 結婚して厚生年金加入者の配偶者の扶養になったとき
  • 国民年金の免除を受けるとき
  • 職能型であれば転職したとき、地域型であれば他府県に引越ししたとき

 

というのは生活スタイルの変動の時期になると比較的経験することになるかと思います。

このようなすべてのケースで国民年金基金の資格喪失となってしまうので、その後は国民年金基金の掛金を納付し年金額を増額させることは基金ではできなくなります。

 

国民年金基金は解約できない?資格喪失の8つのケースとは?

 

国民年金基金の加入期間と年金額!短期間の加入は無駄?損?

 

将来的に生活スタイルがいつ、どのように変化するのか自分でもわからないものですが、はっきりとしているのは国民年金基金は基本的には掛金の金額と加入期間とにある程度比例したような状態で年金額が決まってくるということです。

そのためごく短期間しか国民年金基金に加入できないような生活スタイルの変化があったとしても損とはなりませんので、その加入期間に応じた年金額が将来的に受給できるということです。

 

最初から短期間しか加入できないときでも国民年金基金には加入できる?

 

たとえば退職して失業期間になることもありますが、すぐに再就職のための転職活動をしていくという人もいるかと思います。

通常はこの転職活動の期間は国民年金になったりするわけですが、国民年金だけでは将来の年金額が不安ということもあります。

そのため数ヶ月後に就職して厚生年金に加入する予定というような状態でも、転職活動の期間に国民年金基金に加入していくことはできるのかというのもときどき悩む人がいます。

結論からいいますとこのような短期間の加入が濃厚であっても国民年金基金には加入していくことができます。

ただし上でもいいましたように短期間の加入となるので、国民年金基金からの年金額はそれに応じたものになるということになります。

一定の加入期間から突然国民年金基金の受給額が増額されるというようなシステムではないので損にはなりませんが、期間に応じた年金額となるのでそう大した年金額にはならないというようにいえます。

 

短期間の国民年金基金と老後の年金額の準備

 

現在老後の生活費となるとデータによれば夫婦で月25万、一人暮らしでも月15.8万とかなりの費用がかかるとされています。

しかも今後日本ではインフレなども起きる可能性も考えればどの年金が良いのかはかなり難しいところです。

生活費の金額、インフレなども勘案すれば最も無難なのは厚生年金に長く加入していくことだと思いますが、上乗せ年金のパターンとしては

 

  • 国民年金+確定拠出年金
  • 厚生年金+確定拠出年金

 

となるかと思います。

個人年金や国民年金基金はスライド制の対象ではありませんので、急激なインフレが起きれば年金額の価値がなくなる可能性もあります。

インフレが起きないという前提であれば個人年金も良いのですが、確定拠出年金もスライド制の対象ではありませんが、運用を自分次第でできますので国内外の株式を対象とする投資信託もあり自分式のスライド制のようにしてインフレの対策も可能といえます。

逆に確定拠出年金は運用成績は自己責任となりますので目減りする人も結構多いのですが、上乗せ年金としては

 

  • 基金の加入者で若い人が多いのであれば国民年金基金
  • インフレを起きないと想定すれば個人年金
  • 自分でインフレ対策もしたいときには確定拠出年金
  • まだ若くて長く加入していけるのであれば厚生年金一本

 

というような考え方になるかと思います。

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