国民年金基金というのは国民年金の上乗せ年金の1つといっても良いですが、無職となり収入がなくなったときによくある質問があるので、今回はまとめて解説したいと思います。

 

無職期間と国民年金基金の掛金

 

国民年金基金では解約という概念がありません。

そのため無職となって支払いがどうしても苦しいというときも資格喪失ということで掛金の支払いを停止するというようにする方法を考えていく必要があります。

 

  • 職能型であれば退職した時点で資格喪失になる
  • 無職となり国民年金の免除、猶予を受ければ資格喪失になる

 

このようなときには国民年金の資格喪失となるので事務局に資格喪失手続きをしていきましょう。

 

無職で国民年金基金はつらい?掛金はどうする?

 

国民年金基金は無職期間にはその掛金の支払いがかなり苦しいということも多いかと思います。

このときの対処法ですが、

 

  • まずは口数を減らして掛金の負担を減らすことも考える
  • それでも払えないときには2年間支払いを停止できる
  • その後余裕が出てきたときに未納分を支払えば国民年金基金分も満額支給されるようになる
  • 2年間でも支払い能力が回復しないときにはさらに支払いを置くときでも、支払い期間に応じた年金は支給されることもある

 

2年間の猶予が最大あるので、その間に収入を戻せれば国民年金基金の掛金を支払っていけるということも多いかと思います。

ただその後国民年金基金をずっと支払えないとしても、それまでの掛金に応じた年金額は支給されますので、最悪資格喪失などとなっても損ということもありません。

 

無職中だけ国民年金基金!加入の意味はあるのか?

 

現在無職で転職活動をしているという人もいるかと思います。

このときに将来的には就職して厚生年金に加入するという予定の人も多いかと思いますが、この場合では転職期間中といった数ヶ月というようなかなり短い期間だけ国民年金基金に加入するというようなこともあります。

このような数ヶ月のみという短期間の国民年金基金への加入に意味はあるのかということですが、

 

  • 国民年金基金に関しては短期間の加入でも将来の年金額には公平に反映される
  • そのため短期間の加入でも無駄というわけでもない

 

とはいえます。

そのため短期間でも国民年金基金の年金額には反映されるのですが、将来的に厚生年金に加入する予定であればその後も加入していけるものを選択するほうが良いかもしれません。

 

  • 個人年金
  • 確定拠出年金

 

などがその候補となってくるかと思います。

 

無職の子供に国民年金基金をかけていくことはできる?

 

子供が無職でその老後が親として心配という人も多いかもしれません。

子供ということで親の年金の扶養に入れることはできませんので、まず国民年金を子供として自分でかけていく必要があります。

その保険料を親が肩代わりすることもできますし、親の社会保険料控除の対象としても特に違法でもありません。

その上乗せ年金として国民年金基金を子供にかけるということですが、法律上は特に問題となりません。

この場合の国民年金基金も親が代わりに支払うときにはやはり親の社会保険料控除としていくことができます。

ただし子供に掛金を渡し、子供が支払うようにすれば税金などの対象となります。

このように考えれば直接親が納付するほうが良いかと思います。

ただ1つ考えておいて欲しいのは

 

  • 国民年金基金は加入する団体によっては若い加入者が少ないところもあること
  • インフレが起きたときには年金の価値が急激に下がることもあること

 

というところです。

国民年金基金でも若い加入者の占有率が高いと支給も問題ありませんが、そうではないときには将来の支給額が減額されたりする可能性もなくはありません。

個人年金、確定拠出年金という上乗せ年金もありますが、

 

  • 個人年金はインフレに対応するスライド制の対象ではないこと
  • 確定拠出年金もスライド制の対象ではないものの、海外の投資信託もあるので自己責任ではあるものの自分なりにインフレ対策もできること
  • ただし確定拠出年金は運用成績は自己責任であり、また毎月の口座管理手数料で目減りする人もいること

 

というデメリットも抑えて加入する上乗せ年金に加入していってほしいと思います。

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