遺族年金を受けることができるかというときに子であれば年齢というのは非常に重要な要件となってきます。

成人した子のときによく遺族年金の受給権について質問されますが、今回は成人した子と遺族年金について解説したいと思います。

 

遺族年金と子の年齢要件!成人した子は受給できる?

 

冒頭でもいいましたが子の場合には遺族年金において年齢が非常に重要となります。

遺族年金における子の年齢要件ですが、

 

  • 18歳の年度末までの間にあること
  • または20歳未満で障害等級1級か2級の状態にあること
  • かつ婚姻をしていないこと

 

というようになっています。

つまり成人した子について遺族基礎年金、遺族厚生年金とも受給要件を満たさないことがわかります。

遺族年金の趣旨というのは小さい子を持つときの養育費などを補填するものなどとなり、子が成人していれば自分で生計を立てているだろうということで受給要件を満たさないようにされているといわれています。

 

遺族年金を受給中の子が成人!遺族年金はどうなる?

 

子の年齢要件というのは受給権の判定時にも使用されますが、ではその子が受給権を満たしてもその後数年すれば成人するということも起きます。

このときにその遺族年金の受給権はどうなるのかということですが、子が成人してすでに紹介しました年齢要件を満たさないようになれば受給権は消滅してその後に復活することもありません。

つまり子に対しての遺族年金は成人するまでの有期年金というように考えられていることもわかります。

 

成人した子と孫!遺族年金は受けられる?

 

子がすでに成人していれば孫がいるということもあります。

孫が未成年であれば遺族年金を受けられるのかという質問もよくされますが、結論からいいますと孫が要件を満たせば遺族年金の対象となることがあります。

 

  • 18歳の年度末までの間にあること
  • または20歳未満で障害等級1級か2級の状態にあること
  • かつ婚姻をしていないこと

 

孫も子と同じ年齢要件が必要となりますし、また子と同様に生計維持要件も必要となります。

 

遺族厚生年金の生計維持要件の定義とは?

 

ただ孫と子とが同居していれば、通常子によって孫が生計を維持していることが多くなります。

そのため子も死亡していてというときにしか通常孫に遺族厚生年金の受給権が発生することはないといっても良いです。

孫の遺族厚生年金の受給権は生計維持要件の判定がやや複雑になりますので、詳しくは年金事務所に相談するべき案件といっても良いかと思います。

 

成人した子が精神疾患!遺族厚生年金は受給できる?

 

成人した子が精神疾患で仕事につけないというときに遺族年金が受給できるのかというのもしばしば質問されることです。

しかしすでに紹介しましたように精神疾患かどうかに関係なく子が成人していれば遺族年金の年齢要件を満たさないので受給権が発生することもありません。

この場合には親の遺族年金でなく、自分の年金の受給権が発生するのかどうかを考えるべきといえます。

 

  • 自分に障害年金が出るのかどうか?
  • 健康保険の傷病手当金、労災の申請も考えていく

 

というように自分の受給権を探っていくと良いでしょう。

私傷病であれば健康保険、業務上事由であれば労災保険の申請をしていきます。

障害年金を検討するのであれば年金事務所にいって申請するか、複雑でよくわからないときには近くの社会保険労務士に代行申請してもらっても良いかと思います。

ただし障害年金は複雑で業務を行っていない社労士も多いので、業務としているところを探すようにしてください。

 

成人した子と配偶者!遺族年金は受給できる?

 

子とともに関係してくるのは配偶者ではないでしょうか?

子と配偶者がいて遺族年金を受給できるのかどうかというのはよく出てくるケースといえます。

 

  • 子がいても未成年で子でなければ遺族基礎年金は受けられない
  • 成人した子だけでも遺族厚生年金は配偶者に受給権が発生することがある

 

というようになり、遺族年金によっては受給権が出てくることがあるというようになります。

配偶者の遺族厚生年金ですが年齢要件はありませんが、生計維持要件だけは満たす必要があります。

 

遺族厚生年金の生計維持要件の定義とは?

 

生計維持要件のページはここになりますが、年収要件などを満たせばそう満たすことも難しくないといっても良いかと思います。

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