遺族厚生年金を受給していて再婚するというときもあるかと思いますが、そのときに子との関係性も気になるケースがいくつかあります。

今回は遺族厚生年金と子と再婚について解説をしたいと思います。

 

再婚相手と子の養子縁組!子の遺族厚生年金は失権?

 

再婚相手がいて、その相手と子とが養子縁組をするということもあります。

遺族厚生年金の失権事由には

 

  • 直系血族または直系姻族以外の者の養子となったとき
  • 事実上の養子縁組関係も含む

 

というようなものがあるので子も失権してしまいそうですが、結論からいいますと失権することはありません。

この理由は再婚相手と子とが養子縁組をしても、自動的に死亡した元の配偶者と離縁するわけではないからです。

つまり再婚相手と養子縁組をし、さらに亡くなった配偶者と離縁をしたときに子の遺族年金が失権してしまうというようになるということになります。

 

すでに年金を受給している人と再婚!遺族厚生年金は受給できるのか?

 

再婚相手がすでに年金を受給していたというようなときもあるかと思いますが、この場合にその再婚相手が死亡したときに遺族年金は受給できるのっでしょうか?

この場合には遺族年金が受給できないというわけでもありません。

遺族厚生年金では長期要件を満たしているわけですし、あとは遺族の側が要件を満たせば良いです。

 

  • 遺族基礎年金は子が未成年であれば受給できる
  • 遺族厚生年金は生計維持と年齢要件を満たせば受給できる

 

というようになります。

特に婚姻期間の要件はないので、この生計維持と年齢要件とを満たせば良いというようになります。

 

遺族厚生年金の生計維持要件の定義とは?

遺族厚生年金と遺族の範囲!6つのポイントを解説

 

子連れで再婚すればすべての遺族年金は失権?

 

よく再婚してしまうと遺族年金は受給できなくなるというように聞くかと思います。

 

遺族基礎年金

  • 婚姻をしたとき(事実婚も含む)には失権する

 

遺族厚生年金

  • 婚姻をしたとき(事実婚も含む)には失権する

 

ということで再婚すれば両方の遺族年金は失権してしまいます。

この失権というのはその再婚相手と将来的に離婚しても受給権は復活しないという意味になります。

ただし遺族基礎年金については子が18歳になるなど失権事由に該当しなければ支給され続けます。

 

遺族厚生年金と再婚、子と年金の金額

 

このように再婚となると年金の失権となるようなケースも多くなります。

失権となり受給できなくなるときにはどの程度の金額の年金がなくなるのかも押さえておきましょう。

 

  • 遺族基礎年金は基本額78万前後、第1と2子の加算額は22万前後
  • 遺族厚生年金は年収によって受給額が違う

 

遺族年金の受給額はいくらくらい?年収別に徹底解説

 

遺族年金を中心に生計を立てていればこのような金額を受けられなくなることで大きく生活も変わります。

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