長く働いてきていよいよ年金の支給開始となると年金の金額も確定してきて、通知されてくるようになります。

しかし思っていたよりもかなり年金額が少なく、ショックを覚えるという人も意外と多いです。

中には勘違いもあるわけですが、今回は年金が思っているよりも少ない理由について紹介したいと思います。

 

ねんきん定期便の年金見込み額が少ない

 

まず最もよくあるのがねんきん定期便の年金見込み額が少ないというものです。

このようなときによくあるのが厚生年金基金に加入していた期間があり、特にその期間の長いほどねんきん定期便の見込み額が低く記載されるようになります。

この厚生年金基金というのはサラリーマンを対象とした3階部分の年金制度です。

 

  • 1階は国民年金(基礎年金)
  • 2階は厚生年金
  • 3階は厚生年金基金

 

というように構成され、特に大企業など福利厚生のしっかりとした企業への勤務歴がある人に多いといっても良いでしょう。

厚生年金基金は厚生年金の保険料を代行運用していて、つまりこのケースではねんきん定期便の厚生年金の受給額が実際よりも低く記載されているというわけです。

厚生年金基金の年金も合わせると想定した金額の受給となる人も多いといって良いでしょう。

ちなみに厚生年金基金に加入歴があるのかどうかは年金機構のねんきんネットにログインすれば簡単に確認できます。

IDやパスワードも申請すれば数日で届くので気になる人は確認してみて欲しいと思います。

 

50歳未満の人で年金額が少ない!その理由とは?

 

年金額が少ないというときに50歳未満であるという人も多いです。

50歳未満の人のねんきん定期便というのはこれまでに納付してきた保険料のみで計算されています。

60歳までに今後かけていく年金によってはこのねんきん定期便とかなり違う受給額になる人も多いのが実際のところです。

ちなみに年金の受給額の相談といえば年金事務所に行くことという方法もありますが、ここでも50歳未満の人はまだ確定しない部分もかなり多いために受給予想額の計算を断られることも多いというようになります。

つまりねんきん定期便の受給見込み額というのも特に50歳未満の人にとってはあくまでも目安というように考えると良いということです。

 

年金が少ない理由!国民年金の未納、猶予期間が長い

 

会社員としてずっと定年まで働いていれば年金額というものは老後の生活費には十分な金額となってきます。

しかし国民年金の期間が長く、さらに

 

  • 未納期間が多いこと
  • 猶予期間が長いこと

 

というようであれば年金額も少なくなります。

免除とともに猶予制度もありますが、猶予制度で注意して欲しいのは将来の年金額にまったく反映されないということです。

免除であればたとえ全額免除であってもいくらかは年金額に反映される期間となりますが、この点猶予期間というのは不利です。

一般的には若年者納付猶予の期間が多いほど年金が少ない理由となりやすいです。

 

国民年金の7つの免除制度!該当条件を徹底解説

 

年金が少ない理由!定年後も働いている

 

年金と併給調整を受けるものとして給与があります。

年金の支給開始年齢となっていてもまだ働いていて、なおかつ収入も一定以上あれば在職老齢年金の対象となり年金がカットされてしまうこともあります。

 

在職老齢年金の早見表!あなたはいくらの支給停止となる?

 

どの程度の収入から調整を受けるのかについてこのページで紹介していますが、早見表にしていますので収入と年金額のデータを思い出しつつ確認してみてください。

ただ収入が下がったり、また仕事をやめれば年金の支給停止は解除されますので、死ぬまでずっと年金のカットを受けるわけではありません。

 

60歳から65歳までの年金額が少ない理由

 

この他、60歳から65歳までの間の年金額が少ないというように感じる人も多いです。

これは

 

  • 60歳から65歳までは報酬比例部分のみを受給する
  • 65歳から国民年金も合わせて受給できるようになる

 

報酬比例部分の計算式!報酬比例部分のポイントを解説

 

ということからです。

報酬比例というのはわかりやすくいいますと厚生年金部分だけ受給しているということです。

国民年金部分も大きな金額となり、65歳から満額の年金となるという生年月日のグループの人もいます。

生年月日などの解説はかなり複雑ですが、上のページにて解説をしています。

自分が報酬比例部分を受けているグループかどうかも確認してみて欲しいと思います。

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