年金を滞納していると赤紙の催告状、督促状が届くようになります。

赤紙といえば軍隊をイメージしてしまうのですが、ときどきメールで年金の赤紙が来たのですがどうすれば良いのですか?という質問を受けます。

今回は年金の赤紙とそれに対する対処法について解説したいと思います。

 

年金滞納時の赤紙とは?

 

まず赤紙といわれる年金の書類について説明します。

赤紙といっても2種類あるのですが、

 

  • ピンク色の最終催告状
  • ピンク色の督促状

 

があります。

つまり人によって段階が違うので多少対処法も変わってくるというようにいっても良いです。

簡単に年金関係の書類を紹介しますと

 

  • 特別催告状(青)
  • 最終催告状(黄色、ピンク色)
  • 督促状(ピンク色)
  • 差押予告
  • 差押え

 

というような段階があります。

下にいくほどより深刻になり、最初は青、黄色というような色の催告状を無視していたりすれば赤紙の書類が届くようになります。

そのため特に赤色の督促状は危険といっても良いです。

 

赤色の最終催告状への対処法はどうすれば良いのか?

 

催告状でも最後の段階の最終催告状でははじめて赤色の封筒になることが多いです。

赤色ということでかなり不安になる人も多いですし、内部の書類の文言も差押えなどかなりいかついものとなっていて強いショックを受けることも考えられます。

たしかに赤色の最終催告状が届く時点で良くはありませんが、まだ何とか対応方法もあります。

 

  • 過去の未納分は何ヶ月も蓄積しているが、年金事務所に相談することで払えるものから払うことも許可される可能性もまだある
  • このように少しずつでも支払うことでその後の督促状や差押えのステップに進ませることを防ぐこともできる

 

催告状の段階なのでまだ延滞金などもかかりませんし、年金事務所に相談するとかなり強硬な姿勢かもしれませんが分割納付が認められることもあります。

とにかく赤色の最終催告状の段階では不安な気持ちにもなるかと思いますが、年金事務所にすぐに連絡することです。

ちなみに過去の未納分で免除、猶予申請ができるケースもあるのですが、所得要件を満たしているかも確認しておいてください。

さかのぼって免除、猶予申請をするのであれば今から2年と1ヶ月前の分については可能なことがあります。

 

国民年金の7つの免除制度!該当条件を徹底解説

 

赤色の督促状が届くのはかなり危険?どうすれば良いのか?

 

次の赤色の封筒で督促状というときには催告状をすべて無視してきたケースが多いはずですが、催告状の段階よりもペナルティーもあります。

 

  • 基本的には過去の未納分について分割納付はできず一括納付だけとなる
  • 世帯主、配偶者など連帯納付義務者にも督促状が届くこともある
  • 年金事務所に相談しても納付方法の相談は行えないので事情を説明し、納付時期の約束などを行うこと

 

督促状の段階では年金事務所に相談というよりも一括納付をいつまでにできるのかの連絡というような形となります。

一括納付できないとしても連絡もせずに未納を放置しておくといよいよ差押えとなりますので、一括納付できないとしても一応すぐに年金事務所に相談するようにしてください。

本当に収入がなくて支払えないような状況ということであれば年金事務所から何か別の提案のあることもなくはありません。

差押えとなるとさらにペナルティーもあるので、とにかく赤紙の督促状が届けば差押えに行かないようにするように動いてください。

 

年金の赤紙と差押えでのデメリット

 

では差押えにどうしてもいってしまうかもという人のために、最悪のケースとして差押えとなるとどのようになるのかについても紹介しておきます。

 

  • 延滞金がかかってくることも多い
  • 貯金口座、車、バイク、自宅などの不動産、保険契約、売掛金などが差押えの対象となる
  • さらに足りないと世帯主、配偶者の資産の差し押さえも行われる

 

というところは知っておいて欲しいところとなります。

年金の保険料も2年の時効にかかるので払わないで良いものもあるのではというように考える人も多いのですが、督促状が届くことで時効の進行が止まるようになります。

そのため2年以上前の保険料も差押え対象となり、延滞金がかかるのも注意して欲しいことになります。

 

国民年金の延滞金はどの時点で発生する?その計算方法や控除も解説

 

延滞金は年14.6%と大きな金利となりますので、すでに上で説明しましたように何としても差押えにまでいかないように対応していってほしいと思います。

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