年金保険料を未納にしていると延滞金がかかってくるようになることもあります。

延滞金がいよいよかかりそうというときには本来の保険料の納付はまだしも、この延滞金だけでも免除して欲しいと考えてしまうものですが、今回は延滞金を払わないことができるのかについて解説したいと思います。

 

年金の延滞金はどの時点でかかるようになる?

 

まず未納の年金保険料についてどの時点で延滞金がかかるようになるのかについて紹介します。

 

  • 特別催告状
  • 最終催告状
  • 督促状
  • 差押予告
  • 差押え

 

未納期間があるとこのように上から順番に処置は進むようになります。

延滞金についてですが、この中の督促状が届き、さらにその督促状の指定期限までに納付をしなければいよいよかかるようになるというようになります。

つまり延滞金というのは未納があればすぐにかかってくるというものでなく、かなり処置の段階が進んだ段階ではじめてかけられるというように考えて良いということになります。

 

年金の延滞金はどの程度前の保険料にかかる?

 

年金保険料というのは時効が2年になっています。

督促状というのはこの時効の進行を止めるもので、通常は2年以内のものについて送付され、2年を超えても請求権が消えないような使い方がなされます。

そして延滞金ですが、通常は納付期限から2年以内のものについてはかからないで、それを超えてくると督促状が送られてきてかけられるようになります。

 

年金の延滞金を払わないとどうなるのか?

 

延滞金も月々の年金保険料の3割ほどになるということも珍しくありません。

たとえば

 

  • 国民年金本体の保険料が17000円前後
  • 延滞金は5000円超

 

というような形ですが、その金額の累積でかなり支払いが厳しくなることも少なくありません。

そのため本体はともかくとして延滞金を払わないとどうなるのかというように考えてしまう人もいるかと思いますが、結論からいいますと差押えを受けてしまうことが多いといえます。

差押えの対象ですが、

 

  • 通常の口座にある貯金
  • 車やバイク
  • 自宅などの不動産
  • 保険の契約
  • 売掛金

 

というようなものとなってきますし、さらにこれだけで足りないときには世帯主や配偶者の資産に差押えが及ぶことも出てきます。

 

国民年金の延滞金がかかりそう!どうすれば良いのか?

 

ここを見ている人の中で延滞金の心配をしていても段階はそれぞれ違うのではないでしょうか?

 

  • 催告状が届いている
  • 督促状がすでに届いている

 

段階的に催告状であればまだやれることは比較的多いです。

 

  • 2年1ヶ月前までのものは免除や猶予申請もできるのですぐに市役所で申請する
  • 年金事務所にすぐに連絡して分割の支払いの相談をする

 

催告状の段階で放置すれば悪質とみなされて督促状という次に段階に進んでしまいます。

そのため免除申請をして納付をしたり、あるいは年金事務所に相談して払えるものだけ納付していく姿勢を見せるということが非常に重要です。

 

国民年金の7つの免除制度!該当条件を徹底解説

 

督促状の段階で延滞金を心配するときにはより難しい状況になっていると考えられます。

しかしまったく何もせずに差押えを待つのではなく

 

  • 督促状の指定期限や納付額の話し合いをすぐに年金事務所に相談する
  • 延滞金を払うのは無駄なので、お金を何とか工面して指定期限に間に合わせる

 

というように考えていきましょう。

督促状の段階はまだ差押えが確実ということではありませんので、このように対処することで差押えと延滞金を免れなくもありません。

<スポンサード リンク>