国民年金というのは未納状態になってしまっていると催告状などが届くので不安になることもあります。

今回は国民年金の未納を放置しておくとそのあとにどのようになっていくのかについて紹介していきたいと思います。

 

国民年金の未納を放置していくと届くもの

 

国民年金は未納期間の蓄積に応じて催告状などが届くようになります。

この届く書類にはいくつかの書類がありますので、その紹介をしていきます。

 

  • 特別催告状
  • 最終催告状
  • 督促状
  • 差押予告
  • 差し押さえ

 

まずは最初に特別催告状が届くようになるわけですが、未納期間が3ヵ月ほどになるとこの特別催告状が届くようになります。

そのあとさらに数ヶ月の未納期間が経過すると最終催告状の段階になります。

さらに数ヶ月で督促状の段階となります。

特別催告状から最終催告状までの期間は1ヶ月というケースもあれば、短いケースも長いケースもあるので何ともいえません。

 

国民年金の未納と届く書類の色の違い

 

国民年金の未納では届く書類の色にも違いがあります。

 

  • 特別催告状は青
  • 最終催告状は黄色、ピンク色
  • 督促状はピンク色

 

信号のような形で段階が進むほどより危険度を感じるような色になっています。

国民年金の未納で赤紙といわれることもあるのはこのピンク色のことであることが多いのですが、正式には催告状の段階でもありますし、督促状なのかもしれません。

 

国民年金の未納と来所通知

 

この段階のほかに来所通知初が届くというケースもあります。

段階としては督促状の直前といったタイミングが多いと思いますが、この来所通知書は無視せずに来所して相談をしておいたほうが良いかと思います。

後述しますように督促状となると分割納付が行えず、しかも延滞金も発生ようにようになります。

つまり来所通知書の段階では話し合いをすることでまだ救いの道が出くるかもしれないというようにいえます。

そのため来所通知書は無視をせずに期日にしっかりと年金機構に訪問して事情の説明もするようにしておきましょう。

 

国民年金の来所通知書が届いた!来所通知の8つのポイントとは?

 

国民年金の未納と納付義務

 

未納も放置していれば消滅時効の関係で納付義務も消えるのではないかと考える人もいるようですが、催告状が届く段階で消滅時効の進行がストップしますので結論からいえば放置していても支払い額が増えていくだけとなります。

上のように催告状、督促状が随時届くような制度になっているので未納の通知ということの他に、この時効の問題もあるのではないかと考えています。

 

国民年金の未納と納付の形!支払う時期で納付の仕方も変わる?

 

未納は支払い方法も一括と分割とに分かれます。

結論からいいますと支払いが遅くなるほど方法も一括しか認められないというようになります。

 

  • 催告状の段階では交渉すれば何とか分割納付もできる
  • 督促状の段階ではまず一括納付しか認められない

 

ということで原則一括納付が未納時の形態となりますが、話し合いをしてようやく催告状の段階では分割納付もできることもあるというような程度といえます。

 

国民年金の未納と年金機構への相談のタイミング

 

まず国民年金の未納が出てしまったときには一番良いのはすぐに納付してしまうことですが、どうしても無理というときには最低でも年金機構に相談しておくべきといえます。

この相談という行為だけで悪質と見られてしまう確率を大きく下げるので、そのあとの納付の時期や方法にも大きな影響を与えるといえます。

この相談もできるだけ早いタイミングにするのがベストですが、最低でも催告状の段階で行うべきとなります。

督促状の段階にまでなってはじめて相談や連絡をする人もいますが、正直手遅れのようなとこもあり、支払いも一括のみ、しかも延滞金も免れないということになりがちです。

そのため最低でも催告状の段階で行動するということは頭に入れておいてください。

 

国民年金の未納と年金機構への相談でのメリット

 

未納時に年金機構に相談するのはこのような納付関係のメリットだけでなく、免除申請ができるかどうかも判明することがあるということも大きいです。

国民年金の免除は前年の所得によって該当するかどうかを判断します。

あとは学生であったり、若年者(50歳未満)であったりすれば特別な猶予制度もあります。

該当していればすぐにこの制度の適用を受ければ未納でなくなったり、また未納額が減るということもあるので、しっかりと判定してもらっておくと良いでしょう。

国民年金の免除制度は以下のページで詳しく解説していますので、該当するかどうかをしかりと確認しておいてください。

 

国民年金の7つの免除制度!該当条件を徹底解説

 

国民年金の未納と延滞金!延滞金はいつから発生する?

 

一括納付かどうかとともに延滞金が付くのかどうかもかなり影響があります。

延滞金は年14.6%ですが、催告状の段階ではまだこれはつきません。

督促状の段階ではじめて延滞金が発生してきます。

 

国民年金の未納と差押え

 

督促状を超えてくるといよいよ差押えの可能性も出てきてしまいます。

 

  • 本人の財産、口座に差押えがある
  • それでも未納額に足りないときには親、家族、現住所の世帯主にも差押えが及ぶ

 

ということで被害は家族などにも及ぶので周囲の人にも迷惑が及ぶこともあります。

国民年金の未納については連帯納付義務という概念があり世帯主や配偶者がその範囲です。

家族に国民年金の未納者がいればこのような連帯納付義務者にも通知がいくので事情はわかりますが、いざ差押えとなると実際に不足額があれば連帯納付義務者に迷惑をかけてしまうということになります。

 

国民年金の未納と破産

 

未納を放置しておいていざとなれば破産すれば良いというように考える人もいますが、国民年金は民間の借金とは違い国の制度なので破産で逃げることはできません。

海外への引っ越しなどをすればというような話もあるかもしれませんが、、そのあとも日本に居住していくのであればどこまでもついてきます。

 

国民年金の強制徴収と年収額の低額化

 

ニュースでもときどき国民年金の強制徴収という話題が出てきますが、強制徴収では対象者の条件として未納期間の長さ、そして年収額とがあります。

結論からいいますと強制徴収の対象者の年収額が低額化の傾向にあります。

2018年時点では年収300万以上とされていますが、今後もう少し対象者が厳しくなってくることも予想されます。

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