年金は普通に働いて暮らしているだというときには非常に難しいというような印象しか持っていないという人のほうが多いかもしれません。

国民年金とともによく混同される言葉、年金について今回は違いについて解説をしたいと思います。

 

国民年金と基礎年金とは?

 

国民年金と基礎年金とはどう違うのかということもよく質問されるのですが、基礎年金というのは要するに国民年金のことです。

基礎年金には

 

  • 老齢基礎年金 65歳になったときに支給される
  • 障害基礎年金 一定の障害条件を満たすと支給される
  • 遺族基礎年金 本人死亡時に条件を満たす遺族がいれば支給される

 

とがありますが、そのすべてが国民年金法に定められた制度です。

老齢基礎年金は

 

  • 満額支給を受けるには40年加入することが必要
  • 10年以上の加入で受給資格を得ることができる
  • 満額支給でも年金額は月7万程度と老後の生活保障という意味では十分とはいえない
  • その代わりに保険料は毎月17000円前後と安い

 

というようになっています。

 

国民年金と老齢基礎年金との違いとは?

 

上のように国民年金の中に老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金とがありますが、それぞれ併給といって同時に支給されることはありません。

遺族基礎年金は本人が死亡したときに遺族に支給されるので併給されないのはわかります。

あとは老齢基礎年金と本人の障害といった条件で支給される障害基礎年金とは同時に条件を満たすこともありますが、どちらか一方しか支給されないということになります。

 

国民年金と基礎年金と厚生年金の違いとは?

 

次によく疑問に思われるのが厚生年金です。

厚生年金というのは基礎年金の2階部分を指します。

一般的には会社員と個人事業主などでは年金の加入が下のように違いがあります。

 

個人事業主、フリーランス

  • 国民年金(基礎年金) 1階部分
  • 2階部分の年金はなし

 

サラリーマン

  • 国民年金(基礎年金) 1階部分
  • 2階部分として厚生年金

 

サラリーマンとして会社で厚生年金に加入するということは同時に基礎である1階の国民年金にも加入するという意味です。

給与から引かれる厚生年金保険料の中に国民年金保険料も含まれるという形になります。

つまり年金支給額も国民年金と厚生年金との合算となるので個人事業主よりも高額となり、老後は安定しやすくなるということです。

ちなみに厚生年金の老齢厚生年金は国民年金の10年以上の加入期間といった受給資格を満たせば上乗せ支給されます。

対して個人の場合には満額でも月額7万前後の1階部分である国民年金にしか加入していないので

 

  • 貯金をしておく
  • 民間の個人年金に加入する
  • あるいは一般的な会社員の定年後も仕事を続ける

 

というようなことが必要となります。

 

国民年金と老齢年金と老齢基礎年金の違いとは?

 

この他に老齢年金というような言われ方もすることもありますが、この定義は明確にはありません。

というのも法律用語でなく造語といっても良いからです。

一般的に老齢年金と言われるときには老齢基礎年金と老齢厚生年金との合算されたものを指すことが多いです。

サラリーマンをしていた時期もあって、国民年金と厚生年金との両方に加入していた人が老後に受けるものを老齢年金というようにして使われます。

 

  • 老齢基礎年金 1階部分の基礎部分である国民年金
  • 老齢厚生年金 2階部分の会社員の加入する厚生年金

 

老齢年金に関していえば

 

  • 国民年金の加入期間が長いほど
  • 会社員をしている期間が長く、また給与額も多いほど

 

その年金額も大きくなります。

上でもいいましたように国民年金は満額でも月7万前後というように多くはないので、会社員をする期間が長い人ほど老後の年金額は大きくなるといっても良いでしょう。

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