国民年金に加入していると毎月の支払いをしなければいけませんが、このまま支払っていってどの程度の年金額となるのかということは気になるところかと思います。

今回はその中でも満額の国民年金の受給額となったときにいくらの年金額となるのかなどについてまとめて解説したいと思います。

 

国民年金の満額はいくら?年額ベースで計算する

 

国民年金というのは基本的に65歳になってから支給が開始されます。

老齢基礎年金というものが支給されますが、その金額は

 

780900円 × 改定率

 

という計算式で算出されます。

改定率というのは

 

  • 賃金変動率
  • 物価変動率
  • 被保険者数の減少率
  • 平均余命の伸び率

 

などが勘案されて割合が算出されます。

ただ2015年の改定率は0.999となっていて、ほぼ1に近い数字で推移しているのがわかります。

つまりおよそ国民年金の満額は年額ベースでは78万円前後というようにいって良いとなります。

 

国民年金の満額はいくら?月額ベースで計算する

 

ではこの年金額を月額ベースにすればどの程度となるのかですが、6万5千円程度となります。

 

国民年金の満額を受給するための加入期間の条件とは?

 

国民年金は満額となるには加入期間が480ヶ月必要となります。

つまり40年加入期間が必要というわけですが、

 

  • 未納期間がってはいけない
  • 免除期間があってもいけない(学生納付特例、若年者納付猶予も含めて)

 

というようになります。

 

国民年金の満額もらえない人とは?

 

もう一度整理しておきますと国民年金を満額もらえない人というのは

 

  • 学生納付特例
  • 若年者納付猶予
  • 一部免除
  • 法定免除

 

国民年金の7つの免除制度!該当条件を徹底解説

 

といったすべての免除、猶予措置を受けていて、なおかつ追納などをしていない人が満額もらえないというようになります。

ちなみに会社員などで厚生年金に加入していた時期というのは国民年金も加入していて、なおかつ満額保険料を支払っていた時期となり、免除を受けていた時期などには該当しません。

 

国民年金の満額とそこから減額されるものとは?手取りはいくらになる?

 

ただし注意しなければいけないのは国民年金が仮に満額となっても、そこから天引きされるものもあるということです。

ここも高齢者を悩ませるところではありますが、

 

  • 介護保険料
  • 国民健康保険料

 

です。

それぞれ世帯の状況で天引きされる金額も違ってきますが、一般的には合計すれば年間に25万前後はかかってくることもあるといえるでしょう。

となれば国民年金の手取り額は

 

  • 年額 53万前後
  • 月額 4万強

 

というような水準となってきます。

 

夫婦で国民年金の満額はいくらになる?

 

夫婦で国民年金という人もいるかと思いますが、もし2人とも480ヶ月の加入期間があれば2人とも満額支給となります。

その場合には

 

  • 満額の年額 156万
  • 満額の月額 13万前後

 

となります。

しかし2人分の介護保険料や国民健康保険料などが天引きされるので手取り額としては120万前後となってくるというようにいえます。

そのため月額では10万前後というようになってくるでしょう。

 

国民年金の満額でも生活できない?どう対処すれば良いのか?

 

国民年金を満額加入するのもなかなか難しいと思いますが、それでもこのように老後資金としては厳しい数字となってきます。

会社員の加入する厚生年金にも加入していれば月額ももう1桁多くなることもそう珍しくもないのですが、国民年金は保険料も安いかわりに支給額もそう多くはないといえます。

しかし

 

  • 国民年金は自営業の人向けで生活保障という観点の制度設計となっていない
  • 自営業なので定年もなく年金を受けていても仕事を続けることのできる人もいること
  • それでもどうしても老後資金の足りないときには民間の保険会社の個人年金への加入もできること
  • また可能であれば厚生年金をかけてくれる会社への就職も検討すること

 

というように対処法もいくつかあります。

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