国民年金の未納を放置しておくと来所通知書が自宅などに届くようになります。

封筒も黄色などときつい色になることも多く、内容もかなり厳しいものとなります。

来所通知書の内容とその後どのようになっていくのかについて今回は解説をしたいと思います。

 

国民年金の来所通知書と督促状

 

国民年金は未納があれば次第に下のように推移していきます。

 

  • 特別催告状
  • 最終催告状
  • 督促状
  • 差押予告
  • 差押え

 

国民年金の催告状が届いた!無視するとどうなるのか?

 

今回の来所通知書というのは督促状の直前という段階で来ることが多いです。

 

国民年金の来所通知書と一括納付

 

来所通知書を元に年金事務所などにいくと分割納付ができないとしか言われないことも多いはずです。

一括払いの期限も翌月というようにかなり近い時期を指定されることも多く、そう簡単に納付できるような状況にないというような人も多いかもしれません。

ただ実際には督促状が届くまでは何とか分割納付も可能なことも多いです。

この一括払いと分割払い可についてですが、

 

  • 建て前として未納があればすべて納付させないといけないという事情もある
  • しかしルール的には督促状がくるまでは払えるものを払うというスタンスもまだ通用する

 

というところで一括払いだけしか無理というような説明を受けることも多いのです。

またあとは担当者によって多少対応も違うこともあるというのも事実で、

 

  • 理想としては未納を一括納付するべき
  • ただしどうしても一括納付が無理というときには分割納付にしてもらえないか担当者に話を持っていく

 

というようにしていきましょう。

 

国民年金の来所通知書と財産調査

 

ちなみに来所通知書が届くというのはすでに未納者に対して財産調査が行われていることがほとんどです。

支払い能力もある程度把握されているということで隠し通帳などもバレていることも多いです。

 

来所通知書と放置したときのその後の推移

 

ではこの来所通知書を放置してまだ納付しないとどのようになっていくでしょうか?

結論からいいますと悪質とする判断がより強くなり、もっと厳しい対応を取られていくようになります。

 

  • 督促状が届く
  • 督促状の期限までに納付しないと延滞金が発生する
  • 差押え予告される
  • 差押えされる

 

というように事態は推移していきます。

法律的には督促状が届いた後に延滞金が発生しますが、その料率は年14.6%と決して小さなものでもありません。

 

国民年金の延滞金はどの時点で発生する?その計算方法や控除も解説

 

差押えというのは本人の財産、口座をまず差押えされますが、それでも足りないときには世帯主や配偶者の口座も差押えを受けてしまいます。

つまり法的責任が家族にも及ぶこともあるというところに注意しなければいけません。

 

国民年金の来所通知書と消滅時効

 

国民年金などの保険料は消滅時効が2年にかかります。

つまり極端にいえば未納でも2年を超えて放置していれば時効となり払う必要もなくなるわけですが、今回のようなケースではこの時効の進行が中断していることが多いのです。

 

  • 一般的には特別催告状の段階で時効は中断している
  • 少なくても督促状が届けば時効は中断する

 

というようになり、それぞれの書類に記載されている月分の国民年金保険料は2年経過しても請求権が消えないとなります。

 

国民年金の来所通知書と差押えの実際

 

国民年金の差押えといっても口座には未納金を網羅するほどの金額はないという人も多いかもしれませんが、差押えは口座だけでなく財産にも及びます。

 

  • 保険の契約
  • 不動産
  • 車やバイクなどの資産
  • 売掛金など

 

家や車などは競売など売られて、その販売金額から国民年金の未納分が回収されるという意味です。

本人にこれらの財産がなくても世帯主や配偶者などにこれらの資産があればやはり売られたりして代金を回収されるという意味になります。

 

来所通知書と国民年金の免除制度

 

来所通知書が届いている人でも実際に状況を見ていくと猶予制度や免除制度の対象者だったということも多いです。

 

  • 学生納付特例
  • 若年者納付猶予
  • 一部免除

 

国民年金の7つの免除制度!該当条件を徹底解説

 

といった制度もありますが、このような免除や猶予制度も自分に該当していないかもよくチェックしておいて欲しいと思います。

今回の来所通知書で請求されている分についてはすでに猶予や免除申請をしていないので今から申請しても請求は消えません。

しかし収入が今後も特に増えないようであれば、今後のためにあらためて申請しておくということが重要となってきます。

 

来所通知書と国民年金のポイント

 

少子高齢化に伴い年金の徴収は昔よりも格段に強化されています。

今回のように来所通知書が届く確率も高くなっているわけですが、最も重要なことは来所通知書は絶対に無視してはいけないということです。

多くの人はこれまで催告状の段階でも無視したり放置してきたはずですが、今までの書類とは重大さが違います。

 

  • 延滞金がつく時期も近いこと
  • 差押えの確率も出てきていること
  • 分割払いができる可能性もなくなりつつあること

 

から絶対にすぐに年金事務所に来所してしっかりと話をするようにしてください。

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