国民年金の支払いを無視していて放置していると催告状が届きます。

まだ催告状の段階では救済措置もありますが、その後も放置していればいよいよ督促状が届くようになります。

督促状と催告状とはまったく違うわけですが、今回は督促状の法的意味とその後の顛末について解説をしたいと思います。

 

国民年金の督促状はピンク色?色の意味とは?

 

督促状というのは封筒の色がピンク色というようになっているかと思います。

国民年金の封筒の色も重要な意味がありますが、まず未納期間の処置の推移について説明をしていきます。

 

  • 特別催告状(青)
  • 最終催告状(黄色、ピンク色)
  • 督促状(ピンク色)
  • 差押予告
  • 差押え

 

ということで青、黄色、ピンク(赤色)というように危険度や警告度が上がってくるというようになっています。

督促状はピンク色であることも多いのでかなり危険な段階に入っているといっても良いです。

 

国民年金の督促状が郵送される対象者とは?

 

督促状が届く対象者というのは

 

  • 最終催告状の段階で未納期間の支払いをしない人
  • 最終催告状の段階で年金事務所を訪問して支払いの相談をしなかった人

 

などが該当してきます。

催告状の段階では払える分についてコツコツと分割納付していくという話も出てくるので、少しずつでも支払っていけば督促状は通常届かないといって良いです。

特に未納の支払いをしない、年金事務所に相談も連絡も来所もしないというのは悪質と解釈され、督促状が届く確率を上げてしまいます。

 

国民年金の督促状はいつから届く?

 

催告状、督促状と措置は進んでいくわけですが、それぞれの間の期間というのは正直いってまちまちです。

 

  • 未納から3ヶ月程度で特別催告状が郵送されてくる
  • 特別催告状の後やはり数ヶ月して最終催告状が来る
  • その後早いと数ヶ月で督促状が届く

 

というようなパターンが多いかと思いますが、最終催告状と督促状との間が意外と短いので、やはり分割納付などまだ対応が優しい段階で対処するためには特別催告状の段階から最終催告状の間には遅くても対処していくべきといえるでしょう。

 

国民年金と督促状の法的意味とは?

 

催告状もやばいといえば十分にやばいのですが、督促状とはまったく違います。

 

催告状

  • 延滞金はまだかかってこない
  • 年金事務所に相談すれば未納期間のものも分割納付が認められることが多い

 

督促状

  • 督促状の指定期限までに納付しなければ延滞金がいよいよかかってくる
  • 年金事務所に相談しても一括納付しか認められないことも多い

 

ということで督促状というのはかなり危険度が高いことがわかるかと思います。

 

国民年金の延滞金はどの時点で発生する?その計算方法や控除も解説

国民年金の催告状が届いた!無視するとどうなるのか?

 

国民年金の督促状でも払えない!無視すればどうなるのか?

 

上のように督促状が届く段階では一括払いしか認められないということで未納期間にもよりますが、支払いは非常に苦しいという人もいるかもしれません。

督促状の指定期限が過ぎればいよいよ差押えの段階も近いのですが、貯金もないという人もいるかもしれませんが、差押えというのは口座だけに限りません。

 

  • 本人の口座、財産の差押え
  • それでも足りないときには世帯主、配偶者の口座、財産の差押え

 

が行われます。

差押え対象は口座以外の

 

  • 車やバイク
  • 不動産
  • 自営業であれば売掛金など
  • 保険の契約

 

なども徴収対象となります。

国民年金もそうですが、その他税金の滞納もこのように非常に厳しい処置があるのはよく覚えておいて欲しいと思います。

 

国民年金の督促状と消滅時効

 

国民年金の保険料というのは消滅時効が2年にかかります。

つまり2年たつと支払うことができなくなるというわけですが、督促状の届いた段階でこの時効の進行は中断しているとされます。

そのため2年よりも前の分も未納として督促状などに記載されているかもしれませんが、消滅時効にはかかっていないとなり支払い義務は消えません。

もっといえば督促状の段階はもちろん、催告状の段階でも時効の進行は中断しているともされます。

 

国民年金の督促状とその後の対応

 

正直いって催告状であればすぐに年金事務所に相談してという方法もありますが、督促状の段階までくればそう対策も取れないことも多いです。

 

  • 延滞金だけでも払わないようにするために督促状の指定期限までに指定分は支払うほうが得
  • どうしても現金や貯金がないときには家族や親戚に借金してでも支払うほうがやはり得

 

というように言って良いかと思います。

延滞金は年14.6%といった利率で、未納期間が長いと結構な徴収額となります。

延滞金は社会保険料控除もできませんし、払うのは本当に損といっても良いので可能な限り回避するべきといえます。

国民年金の免除、猶予というのは過去にさかのぼって行うこともできますが、これも2年前までしかできません。

 

国民年金を遡及して免除、猶予申請はどこまでできる?

 

もしそれ以前の未納があれば絶対に免除申請などは今からでもするべきですが、督促状というときには免除期間を経過していることも多いかと思います。

督促状の段階では分割納付は確率的にほぼないといっても良いかもしれませんが、

 

  • まず年金事務所には連絡するべき
  • 可能な限り実情は説明する
  • 未納分を支払う用意がればその期日の説明もする

 

というように最低でも何かのアクションは起こして、資金繰りをしているのであればその説明をして延滞金は防ぐというのが最善の策といえるかと思います。

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