大学受験で浪人をしても国民年金の加入年齢にはなりませんが、二浪となると20歳を超えてくるので国民年金の加入となってきます。

予備校生の段階で毎月国民年金の保険料を支払っていけるという人も多くはないと思いますが、この場合にはどのように対処していくと良いのかについて解説をしたいと思います。

 

予備生と国民年金の猶予制度

 

ストレートに行くと20歳という国民年金の加入年齢では大学生となっていますが、このときには学生納付特例という保険料の猶予制度を適用していく人がかなり多いです。

学生といえば予備校生はダメな気もしますが、実は通っている予備校が学校法人であれば学生納付特例の対象となります。

そのためまず通っている予備校が学校法人かどうかを確認し、特にアルバイトもしていないというときには年金事務所で学生納付特例の申請をしましょう。

 

自宅浪人生と国民年金の免除

 

浪人をしていて特に予備校にも通っていないという人も多いかもしれません。

この場合には学生納付特例でなく、別の免除や猶予制度の適用を受けましょう。

 

  • 若年者納付猶予
  • 半額免除

 

浪人生の場合には親などと同居していることも多いはずですので、世帯主の所得も免除制度の判断基準に入ってしまいます。

そのため免除制度を受けようとすれば半額免除が限界ということも多いと思いますので、若年者納付猶予の適用を受けていくと良いでしょう。

この猶予制度では本人の所得条件だけで良いので、アルバイトもしないで受験勉強に集中していれば通常保険料は発生しないはずです。

 

国民年金の7つの免除制度!該当条件を徹底解説

 

浪人生と学生納付特例、若年者納付猶予の違い

 

自宅浪人などだと学生納付特例でなく若年者納付猶予しか受けられないということになりますし、他にも事情があって若年者納付猶予になるという浪人生も出てくることもあります。

若年者納付猶予になると何か学生納付特例と違うのかなというように不安になる人もいるかと思いますが、大した違いはありません。

 

  • ともに保険料は無料になる
  • ともに年金の受給資格期間ではカウントされる
  • ともに将来の年金額には反映されない

 

ということで名称が違うだけでそれぞれの扱いについては変わりないというように考えておいて良いです。

ただ1つ明確に違うのは適用時の所得条件です。

配偶者がいなければ本人だけの所得条件で適用されるのは同じですが、所得条件の計算式が違います。

しかしアルバイトをしていない人だったり、それほど長い時間働いていないというときにはどちらでも適用となるのでやはり大した違いでもないでしょう。

両方の猶予制度の違いについても下のページで解説しています。

 

国民年金の7つの免除制度!該当条件を徹底解説

 

二浪以上の浪人と大学合格後の国民年金

 

二浪した後に無事に大学に入学すればその後は学生納付特例を受けることができます。

4年制、2年制の大学であれば通常学生納付特例の対象となります。

ただ大学に入学して1度だけ学生納付特例の申請をすれば在学中ずっと猶予制度が適用されるというわけでなく、毎年猶予制度の更新が必要なのでこの点は知っておいて欲しいと思います。

学生納付特例の申請期間ですが、

 

  • 学生納付特例は4月から翌年3月までの保険料が猶予される
  • 毎年4月ごろに猶予の申請をする
  • 申請が下りるのは2~3ヶ月ほどかかる

 

というようになります。

国民年金保険料学生納付特例申請書を入手し、

 

  • 年金機構のサイトからダウンロード
  • 市役所や大学の学生課、年金事務所などでも入手できます

 

あとは申請に必要な添付書類として

 

  • 年金手帳の(基礎年金番号や氏名記載のページの)コピー
  • 学生証のコピー

 

などもつけて住民票登録のある住所の市区町村の役所の国民年金担当窓口に郵送すれば申請は完了となります。

<スポンサード リンク>