現在すでに就活中というときに国民年金の納付書や免除申請書が届くというようになることもあります。

就活中ということで実際に就職すれば状況も変わるのですが、このように就活中の年金についてどのようにしていくと良いのかについて今回は解説したいと思います。

 

就活中に国民年金の免除や猶予申請はするべき?

 

すでに就活中というときに国民年金の免除や猶予申請の案内のハガキが届くというようなこともあります。

就職すれば年金はしっかりと支払っていくつもりというときには免除や猶予申請をすることが必要なのかと迷うこともあるかもしれません。

就活の状況などもどうなるのかもよくわからないので未確定の部分も多いので迷うことも多いのですが、

 

  • 免除、猶予申請は一応しておく
  • 就活後に年金は払うのでとりあえず未納を放置しておくというのは危険
  • 就職後に過去の免除や猶予期間の保険料は追納で後払いもできる

 

というように考えていくと良いかと思います。

まずやめたほうが良いのは就職後に年金を支払うようにするので免除申請も納付も放置するということです。

放置すれば催告状が届くようにもなりますし、その後は差押えを受けることも出てきます。

免除や猶予、あるいは納付とどれかのアクションは必ずするようにしてください。

追納については10年前のものまで後払いができますが、詳しくは下のページで解説しています。

 

国民年金追納の損得をシュミレーション!メリットはあるのか?

 

大卒の就活とその後の無職期間の国民年金の保険料の支払いについて

 

大学の時期は学生納付特例を受けていて、大学卒業後も事情があってしばらく無職や収入が多くないアルバイトをしていくという人もいるかと思います。

このようなときに国民年金の免除や猶予の継続を考えていくのであれば

 

  • 若年者納付猶予
  • 一部免除

 

あたりが検討するべき候補となってくるかと思います。

親などと同居していれば世帯主の所得条件も免除では審査対象となります。

しかし若年者納付猶予は本人の所得条件だけになるので、卒業後はどうしても国民年金の保険料が払っていくのが厳しいというときには若年者納付猶予のほうが良いかもしれません。

免除、猶予制度について詳しくは下のページで解説しています。

所得条件など確認し生活設計をしていきましょう。

 

国民年金の7つの免除制度!該当条件を徹底解説

 

就活浪人と国民年金の猶予について

 

大卒時の就活で失敗してしまって浪人して就活をもう一度やり直すということもあるかと思います。

この浪人時の国民年金の免除、猶予制度ですが、

 

  • 卒業してしまうと学生納付特例の対象外となる
  • 留年して在学したまま浪人するときには学生納付特例の対象となる

 

というようになります。

卒業するのであれば若年者納付猶予がまず猶予制度の候補となってくるでしょう。

 

就活中の国民年金の免除、猶予のデメリットとは?

 

就活中はもともとお金がないという状態になりやすく、大卒直後であれば奨学金の返済も出てくるのでより厳しいという人も多いでしょう。

上のように国民年金の保険料を最も軽くするには就活中は若年者納付猶予が良いのかもしれませんが、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

 

国民年金の免除

  • 受給資格期間に反映される
  • 将来の年金額では満額保険料を支払ったときの一部しか反映されない

 

国民年金の猶予

  • 受給資格期間には反映される
  • ただし将来の年金額にはまったく反映されない

 

ここで最も注意して欲しいのは猶予期間というのは年金額に反映されないという点です。

受給資格期間は10年となっていて短縮化されていますが、10年ずっと猶予を受けていても年金額はゼロということもあります。

生活保護の申請要件も厳しくなってきているので、年金額が増えない猶予は特に老後という点では危険になることもデメリットといえるでしょう。

 

就活中の猶予と免除の優先度はどう考えるべき?

 

就活中で仮に収入がないというときでも全額免除は通らずに、半額免除などまでしか無理ということもあります。

ただ上でもいいましたが世帯主の所得条件を抜いてくれる若年者納付猶予であれば全額免除となることもあります。

就活中はどちらにするべきかということですが、

 

  • 将来の年金額を考えれば一部免除のほうが良い
  • ただし本当に支払いが就活中で苦しいときには猶予申請でも仕方がない
  • 後で年金が心配であれば追納もできる

 

ということで優先度はそう神経質にならなくても良いかと思います。

 

就活中の国民年金の免除、猶予は企業にバレるのか?

 

就活中に国民年金の免除、猶予を受けていたとしても特に就職では不利にならないかと思います。

また個人情報の保護という観点も厳しくなっていて、年金事務所も加入者の免除や猶予の履歴を漏らすことは考えにくいです。

私も人事をしていたこともありますが、就活後に内定企業に国民年金の免除や猶予の履歴が漏れるということは通常ないといって良いでしょう。

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