建設業の一人親方をしていると国民年金の加入義務があるということは多いです。

国民年金についてはニュースでもいろいろと言われるのでできれば加入したくないという人も多いのですが、個人的には一人親方ほど国民年金には最低加入するべき理由があるといえます。

今回は一人親方と国民年金について解説をしたいと思います。

 

一人親方が国民年金に加入するメリット

 

冒頭でもいいましたように国民年金への制度不信を持っている人もいますが、年金というのは老齢年金だけではありません。

 

  • 加入者が障害の状態などの要件を満たすときに支給される障害基礎年金
  • 自身が亡くなったときに遺族に支給される遺族基礎年金

 

など建設業であるが故にお世話になりそうな年金の種類もあるといえるのではないでしょうか?

特に家族がいる人は国民年金に加入しておくことをおすすめしたいと思います。

 

一人親方と国民年金の制度

 

ニュースでも国民年金は取り上げられることもありますが、ニュースというのは一端を取り上げているのに過ぎません。

国民年金の現状について特に信用度に関するものを列挙していきますと

 

  • 年金の運用は多くの年度で黒字でトータルも黒字である
  • 未納者も緩やかに減少傾向にあり制度が破綻する可能性も低い
  • 少子高齢化でも改定率が適用されるので破綻しない設計になっている

 

え?国民年金は破綻しない?その意外な理由とは?

 

ということで破綻しないような設計になっていて、むしろ民間の保険のほうがはるかに破綻しやすいといえます。

 

一人親方と税金の支払い!年金支給がないと二重に損な理由とは?

 

また年金というのは年金原資から当然支給されるのですが、

 

  • 加入者の支払った保険料
  • 消費税などの税金

 

とが合わさって支給されるようになっています。

消費税は定期的に上げられていますが、その最大の理由は年金支給をはじめとした社会保障費用は増えていることにあるとされています。

一人親方の人も毎日コンビニなどでも買い物をするかと思いますが、毎日のように消費税を支払っているわけです。

しかし年金を受けないのであれば税金も還付されないので二重に損をしていることがわかります。

 

一人親方と老後の生活費!貯金で賄える?

 

一人親方の人で貯金をしているので年金は必要ないというような考え方をする人もいますが、貯金というのは低金利の時代にそう意味のある運用でもありません。

まず知るべきは平均的に必要とされる老後の生活費の金額です。

 

  • 夫婦    月25万
  • 一人暮らし 月15.8万

 

というような金額が必要とされますが、男性81歳、女性87歳というような平均寿命では老後の生活費はかなりの金額必要なことがすぐにわかります。

年金がまったくなければ

 

  • 夫婦      5937万
  • 男性一人暮らし 3033万
  • 女性一人暮らし 4171万

 

というような膨大な金額の貯金がなければ平均寿命まで生活費は持ちません。

しかし国民年金があればこの生活費の不足額を半額程度まで抑えることができます。

 

 

この理由としては

 

  • 国民年金の支給額には半分程度税金も含まれること
  • さらに運用益も含んで支給されること

 

というように支払った保険料以外にも受給できる部分のかなり多い年金であることがあるからです。

低金利時代の貯金や民間の保険には到底保障できないような内容のメリットがあることがわかります。

貯金をしていって不足すれば老後に生活保護を受ければ良いというような安易な考え方の人もいますが、少子高齢化の元で風潮もありますが、生活保護の受給要件はより厳しくなっていきます。

特に必要な年金もかけていないときに生活費が不足するというようなケースで生活保護申請をしていくのは今後時代的にどうなるかはわかりません。

今できることはしっかりとしていき、老後の生活費の工面も考えておきましょう。

 

元請への名簿提出と社会保険の加入義務

 

2010年代に入り元請には下請の社員の社会保険加入義務のチェックもされるようになりました。

一人親方といえば国民年金と国民健康保険のセット加入となりますが、仕事をするという意味でもこれらの国の保険には加入していかないといけないということになります。

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