高卒で就職すれば大卒の人よりも4年ほど早い時期から厚生年金に加入していくということになります。

大卒の人と高卒の人とで年金にどのような違いがあるのでしょうか?

今回はよくある誤解も含めてまとめて解説したいと思います。

 

高卒では大卒よりも厚生年金を4年早く払い終える?

 

冒頭でもいいましたように高卒の人は大卒の人よりも4年早く厚生年金に加入をはじめます。

厚生年金に満期という概念があるとイメージする人は、逆に高卒だと4年早く厚生年金を払い終えるのではと考えることもありますが、厚生年金には満期や満額という概念がありません。

 

  • 厚生年金は70歳未満の人が加入する
  • 高卒の人でも52年加入していくことも可能(大卒だと48年など)
  • 4年加入期間が長いとそれだけ年金支給額も多くなる

 

というように高卒、大卒に関係なく70歳未満の人は加入していくというようになります。

 

高卒でも厚生年金に加入することが必要?

 

国民年金では20歳から加入となるので、厚生年金でも未成年で加入することが必要なのかというように考える人もいます。

厚生年金については下限年齢という概念もありません。

 

  • 適用事業所に入社する
  • 厚生年金の加入条件を満たす

 

という2つの要件を満たせば未成年でも厚生年金の加入義務があるというようになります。

 

未成年でも厚生年金加入?その加入条件とメリットとは?

 

高卒VS大卒!年金支給額はどちらが多くなるのか?

 

高卒と大卒とでどちらが年金の支給額は多くなるのかということもよく話題になりますが、

 

高卒

  • 厚生年金の加入期間は4年ほど有利になる
  • しかし給与額が大卒よりも低くなる傾向がある

 

大卒

  • 厚生年金の加入期間は高卒よりも短くなりがち
  • しかし給与額は高卒よりも増えやすい傾向にある

 

ということでメリットとデメリットとが混在しています。

ちなみに平均年収のデータを紹介しますと

 

  • 高卒 280万
  • 大卒 400万

 

このデータは定年までの平均ということで生涯の平均年収といっても良いです。

このデータを元に年金支給額を計算しますと

 

高卒

280万/12ヶ月 × 7.125/1000 × 47年×12ヶ月 +78万 = 171万

 

大卒

400万/12ヶ月 × 7.125/1000 × 43年×12ヶ月 +78万 = 200万

 

このようになります。

高卒のほうが加入期間は4年長いのですが、年収の点で年金支給額では大卒のほうが有利になる傾向が出てきます。

 

高卒で年金支給額はどの程度になる?

 

高卒であれば厚生年金の44年加入の長期特例も狙っていけます。

この長期特例の適用となると60~65歳までの特別支給の厚生年金の金額が増額されます。

最大で390万円ほど一般の人よりも年金支給額が増えることもありますので、高卒というときには厚生年金を44年かけていくというのもポイントの1つになります。

 

厚生年金の長期特例とは?44年加入でどの程度お得になる?

 

また厚生年金の支給額ですが、

 

  • 平均年収の多い人ほど
  • また加入期間の長い人ほど

 

基本的には年金支給額が増えていくシステムになっています。

 

年収別の厚生年金の年金額を紹介!老後の生活費不足額も

 

このページで年収と加入期間による厚生年金の支給額と老後の生活費について解説しています。

老後の生活設計を考えるというときには目を通しておいて欲しい内容となっています。

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