会社を退職して厚生年金の資格喪失となると、国民年金への加入切替えをしなければいけません。

このときに離職票が手元に届いていれば特段問題ないのですが、離職票がないと離職証明ができないので国民年金への切り替えができないと考える人もいます。

しかし離職票がなくても国民年金への切り替えはできることも多いので、実際にはそこまで厳密に考えることも必要ありません。

 

離職票がない!国民年金への切り替えはできる?

 

離職票はあれば便利ですが、仮に企業から発行されていなくても特に国民年金の切り替えは問題ありません。

 

  • 退職証明書
  • 源泉徴収票
  • 退職に関しての辞令
  • その他解雇であればその通知書

 

などでも退職の証明となり、切替えは行えます。

厚生年金の資格喪失の手続きが企業から行われると年金事務所の端末にその喪失の記録が反映されるようになります。

そのため年金事務所に相談しておくとこの記録の変更移行に国民年金への切り替えは行われるので、最短で手続きできると考えておいても良いです。

 

退職後に国民年金の免除申請をしたい!離職票は必要?

 

ただ注意して欲しいのは退職後に収入がなくなった、あるいは減ったことによって国民年金の免除申請をするときには下の書類が必須となります。

 

  • 離職票(ただし雇用保険受給資格者証でも可)
  • 雇用保険被保険者資格喪失確認通知書
  • 雇用保険受給資格者証

 

この離職票などがいつ届くのかということですが、

 

  • 法律上は退職の翌日から10日以内に手続きをしなければいけない
  • ただし給与計算の設定によっては10日を超えることもある
  • そのため一般的には直近の給与計算日から数日して届く

 

というように考えれば良いでしょう。

10日というのは雇用保険の資格喪失の手続きが10日以内ということで、10日以内に離職票が退職者に届くというわけでもありません。

仮に厳密に届出の期限を守る企業だたっとしても10日から数日郵送が届くまでに期間はかかることも多いです。

また最後の給与についての給与計算を行ってから資格喪失届を提出するので、最後の給与計算から数日というように考えておくと良いでしょう。

 

国民年金の免除申請をしたい!離職票が遅い!どう考える?

 

国民年金への切り替えは退職日の翌日から14日以内となります。

法律的にはこの通りで間違いないのですが、実際に14日を超えて切替えの手続きをしても特にペナルティーはないことが多いです。

 

  • 未納扱いとはならない
  • 督促状が届くこともない
  • 延滞金がつくこともない

 

3ヶ月ほどすればこれらの可能性も出てはきますが、14日を超えたという段階ですぐにこれらの処置がなされることはまずありません。

退職して収入が不安定になるので免除申請をしたいときにもまずは年金機構に相談しておくと良いでしょう。

そうすれば満額の国民年金の納付書で支払う必要もまずはありません。

国民年金の滞納処分などは連絡をしないことで悪質とみなされますが、逆にいえば相談しておけばこのような強硬処置もまずないということです。

今回は会社からの離職票がないということが最大の原因となっているので、事情もあるわけでまずは相談していけば問題ないというようにいえます。

またハローワークにすでに離職票を提出して手元にないときには雇用保険受給資格者証でも免除申請は行えます。

 

国民年金の免除申請と離職票以外の失業証明の書類

 

免除申請をするときには離職票のコピーがれば一番良いのですが、手元にないときには上のほうでも記載しましたように雇用保険受給資格者証でも問題ありません。

また免除申請ではこれら以外の書類でも行えます。

 

  • 雇用保険資格喪失確認通知書
  • 前職企業から退職証明書を発行してもらう

 

資格喪失確認通知書はハローワークの窓口で発行してもらえます。

前職で雇用保険にも加入していないと雇用保険からの失業証明はできませんが、その場合には前職企業に証明書を発行してもらわないといけません。

それも無理というときには年金事務所に相談すると何とかしてもらえるということもあります。

 

離職票の原本はハローワークに提出!コピーでも年金手続きはできる?

 

離職票というのはその後ハローワークに提出してしまうので、手元に残りません。

その段階でまだ年金の切り替えの手続きをしていなければやはり離職票がないというようになりますが、この場合も特に問題ありません。

 

  • 離職票のコピーを事前にとっておいても良い
  • すでに提出してしまっていても雇用保険受給資格者証が発行されるので、その書類で年金手続きはできる

 

ということで面倒であれば離職票のコピーを取っておくということも必要ありません。

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